障害者手帳取得のメリットはこの10個!

障害者手帳のメリット

肝臓移植手術を受けて身体障害者手帳1級持ち(2010年~)

私自身も肝臓の移植を行っていて身体障害者手帳を持っていますが、障害者手帳を取得することで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

医療費の助成

障害者手帳を持っていると心身障害者医療費助成制度(マル障)、更生医療、育成医療などの制度によって医療費の助成を受けることができる場合があります。

参照URL↓
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/shougai/nichijo/s_iryou.html https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/josei/iku_iryou.html https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/seikatsu/josei/marusyo.html

また、障害者用の眼鏡、盲人安全杖、補聴器、義肢、車いす、歩行器などを購入や修理する場合に費用の助成を受けることできる場合があります。

その他にも手すりの取り付けなど障害者の住環境を改善する住宅リフォーム費用の助成を受けることができる場合もあります。


スポンサーリンク

税金の控除や減免

障害者手帳を持っていると所得税、住民税、個人事業税、相続税、贈与税、自動車税などが控除や減免になります。

障害の種類や重さによって控除額や減免額は異なります。

詳細は「障害者手帳で様々な税金が控除に!控除額は?条件は?」の記事をご覧ください。

障害者手当がもらえる

東京都内の市区町村の場合、障害者手帳を持っていると身心障害者福祉手当がもらえます。

手当の額は地域、障害の種類や重さによって異なります。

参照URL↓
https://www.city.katsushika.lg.jp/kenkou/1000053/1002245/1002263.htm https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e041/kenko/fukushikaigo/shogaisha/teate/teate/shinshin.html

電車、バス、タクシー、船、飛行機の割引

障害者手帳を持っていると電車、バス、タクシー、船、飛行機の運賃が割引になる場合があります。

割引額や割引率は交通機関の運営主体や障害の種類や重さによって異なります。

詳細は「障害者手帳で電車やバス、タクシー、船、飛行機の料金が割引に!」の記事をご覧ください。


スポンサーリンク

NHK受信料の割引

障害者手帳を持っているとNHK受信料が割引や免除になる場合があります。

NHK受信料が割引や免除になるかは所得や障害の重さによって決まります。

詳細は「障害者手帳でNHK受信料が割引、免除に!申請方法は?」のページをご覧ください。

携帯電話使用料の割引

障害者手帳を持っているとドコモ、au、ソフトバンクでは携帯電話料金が割引になります。

ドコモではハーティ割引、auではスマイルハート割引、ソフトバンクではハートフレンド割引という名称で割引を行っていて、割引になる対象プランや価格などは異なっています。

ドコモハーティ割引URL↓
https://www.docomo.ne.jp/charge/hearty/

auスマイルハート割引URL↓
https://www.au.com/mobile/charge/charge-discount/smile-heart/

ソフトバンクハートフレンド割引URL↓ https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/heartfriend-white-plan/ https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/heartfriend-sumahodai/

美術館、水族館、動物園など公共施設の割引

国や地方公共団体が運営している美術館、水族館、動物園などは介助者1人を含めて大体無料で入場できます。

上野動物園は障害者手帳を持っている方と介助者1人は入場無料で、名古屋港水族館は障害者手帳を持っている方は入場無料ですが、介助者1人は障害者手帳の級によっては無料にならないこともあるようです。

上野動物園URL↓
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/accessibility.html

名古屋港水族館URL↓
https://nagoyaaqua.jp/fee/


スポンサーリンク

民間施設の割引や配慮

運営主体が公営ではなくても障害者と介助者1人の入場料が割引になるところが多いようです。

掛川花鳥園では大人の通常料金が1500円ですが、障害者と介助者1人は865円で入場できます。

掛川花鳥園URL↓
https://k-hana-tori.com/information/

スポーツ観戦

プロ野球の千葉ロッテマリーンズでは障害者本人と介助者1人が、埼玉西武ライオンズでは障害者本人のみ1部座席の当日券には割引が適用されます。

千葉ロッテマリーンズのURL↓
https://www.marines.co.jp/ticket/smileseat/

埼玉西武ライオンズのURL↓
https://www.seibulions.jp/ticket/wheelchair

東京都ディズニーリゾート

東京ディズニーリゾートでは障害者本人と介助者1人の料金が割引になることに加え、身体機能が低下している場合は列に並ばなくてもアトラクションに乗ることができるなど様々な配慮があります。

東京ディズニーリゾートのURL↓
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/bfree.html

東京スカイツリー

東京スカイツリーの展望デッキと展望回廊への入場料も障害者1人につき介助者1人が割引になります。

東京スカイツリーURL↓
https://www.tokyo-skytree.jp/ticket/individual/day/day.html

映画館

全国のほとんどの映画館で障害者本人と介助者1人の料金が割引になります。

通常1800円のところ、1000円に割引される映画館が多いようです。

障害者枠での雇用

障害者雇用促進法により従業員を43.5人以上雇用している雇用主は障害者を1人以上雇用しなければならないので、障害者手帳を持っていると障害者枠で就職を目指すことができます。

障害者手帳を持っていないと障害者枠で就職活動を行うことができず、一般の枠と比較して応募できる人数自体が少ないので、大手企業や公務員に就職しやすくなるメリットがあります。

私自身も障害者枠で公務員試験を受験し、公務員になりました。

通常の障害者で1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の場合は0.5人扱い、30時間以上の場合は1人扱いになります。

重度の知的障害者と身体障害者で20時間以上30時間未満の場合は1人扱い、30時間以上の場合は2人扱いになります。

参照URL↓ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page10.html
https://www.mhlw.go.jp/content/000859466.pdf

公営住宅に入所できる確率が上がる

公営住宅に入居する場合は倍率の高い抽選に当選しなければなりませんが、障害者手帳を所持している場合は抽選で当選しやすくなるように優遇措置を受けることができます。

東京都の場合は軽度の障害者は優遇倍率が5倍、重度の障害者は優遇倍率が7倍になります。

※東京都の全ての公営住宅応募抽選で優遇措置が受けられるわけではありません。

また、世帯の所得金額によっては家賃が減額される場合があります。

参照URL↓
https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/toei_online/teiki0511/02-5.html
https://www.to-kousya.or.jp/nyukyosha/toei/sinsei/s_siyougenmen.html



スポンサーリンク